クラシコムのミッション、ビジョン、バリューについてつらつらと書いてみます。そもそも僕がなんで事業やりたいんだろう。事業を通じて成し遂げたいことはなんなんだろうと考えると、
「希望の裏付けを増やすことに貢献したい。」
ということに尽きるなと。だから、事業活動を通じて人生には全うする価値がある事を証明したいんだなと。そして、その動機付けによって生まれたミッションが
「フィットする暮らし、つくろう。」
になる。
顧客のフィットする暮らしづくりを支援する事業を展開しつつ、その仕事に従事する人のフィットする暮らしづくりの土台になり得る会社をつくることを通じて「人生には全うする価値がある事を証明し、希望の裏付けを増やす事」に貢献したい。
そのミッションを実現するために僕らのあるべき姿、つまりビジョンは
「自由」「平和」「希望」
を会社が獲得すること。
他社に支配されない「自由」を獲得する力。
他社との無益な競争に巻き込まれない「平和」を維持する力。
今日より明日、今年より来年が良くなって行くだろうと無理なく思える、しっかりとした裏付けある「希望」を生み出す力。
事業がそもそものミッションに合致した方向で成長しているかどうかは、この3つの要件がどの程度満たせているかの達成度合いで測られる。
自由で、平和で、希望のある会社が、お客様のフィットする暮らしづくりををする事業を展開し、そこで働く人のフィットする暮らしをつくる土台となり、この世界でそういうライフスタイルを送る事が可能である事を内外に示し、「人生はは全うする価値がある事を証明」し、それを持って「希望の裏付けを増やす」事にささやかに貢献する事を目指す。
そしてその事業に参画する個々の構成員の行動指針、判断指針つまりバリューは、
「勇気」「素直」「非競争志向」
これらの指針に基づいて判断し行動する事でチームとしてビジョンを実現しミッション完遂を目指す。
1)なによりも「勇気」を持っていたい。
⇒自分を信じる「勇気」があれば建設的な野心を持ち、根気よく課題に取り組む事が出来る
⇒仲間を信じる「勇気」があれば、安心感を持って課題に集中でき、素直にシンプルに課題を捉える事が出来る。
2)「素直」に考えつづけたい。
⇒先入観なく、シンプルに、楽観的に課題を捉えて答えを探し続けたい。(素人のプロになる)
⇒素直さが生む好奇心と学習意欲を持ち続けたい。
⇒自分と異なる立場の見識にもまずは一旦受け入れてみる柔軟さを持ちたい。
3)「非競争志向」でありたい。
⇒社内の仲間は刺激し合う部分はあっても「競争相手」ではない
⇒社外の他社は刺激をもらう事はあっても「競争相手」ではない
⇒奪い合うのではなく可能なら「協力」しあいたい。少なくとも「住み分けたい」。それは譲り合うという事ではなく、自分たちの根拠地は空白地帯を埋めるようにつくるという事。人はどんな僻地にだって豊かで幸せな社会をつくる事は出来る。
よってクラシコムの構成員は
1)「勇気」を持って行動し、仲間を、顧客を、取引先を「勇気」づける振る舞いをし、それによって楽観性を培う事を目指そう。
2)「素直」にありのままに課題を捉えて、「素直」でシンプルな解決方法を探すために力を尽くそう。そしてそれは必ずあると「素直」に信じる楽観性を失わないようにしよう。
3)「非競争志向」で世界を捉えよう。競争志向は相対志向でもある。「上には上がいる」とか「下には下がいる」というものの見方からは「私には能力がある」「人々は私の仲間である」という楽観性は生まれない。と同時にそれぞれの「フィットする暮らしがある」という我々が証明したい価値観に反している。他社と比べる必要のない僕たちにフィットした生き方、ビジネスモデル、マーケットをつくる事に集中しよう。そしてそれが出来ていくプロセスそのものを楽しもう。
「希望の裏付けを増やす」ために
「人生は全うする価値がある」事を証明したい。
だから
「フィットする暮らし、つくろう」
というミッションを掲げて、フィットする暮らしづくりを支援する事業を展開しつつ、そこで働く人のフィットする暮らしづくりの土台たる会社をつくる事に取り組む。
この事業を展開するためには会社として
「自由」「平和」「希望」というビジョンを現実にして、ハードウェアを整える事が最低条件。
そしてその上で動く僕ら構成員が
「勇気」「素直」「非競争志向」というバリューをOSとして行動すれば
個々の個性や能力というアプリケーションが最大限のパフォーマンスを発揮して、ミッションの達成に向けた大きな原動力を得る事が出来るはず。
改めて、
動機:希望の裏付けを増やす
ミッション:フィットする暮らし、つくろう。
ビジョン:「自由」「平和」「希望」
バリュー:「勇気」「素直」「非競争志向」
ということで頑張ります!
追記
*2020/02/06
・バリューが「センシティブ」「チャーミング」「オルタナティブ」にアップデートされました。
*2020/07/29
・経営方針についてはこちらをご覧ください。
*2024/1/15
・理念体系を更新しました。