クラシコムジャーナルは、「フィットするビジネスを考えるコーポレートメディア」です。
株式会社クラシコムという会社がどんな仕事をしているのか、どんな人が働いているのか、どんな事業上の成果を上げているのか、といったいわゆるコーポレートサイトに掲載されているような内容はもちろんですが、主に読者の皆さんと一緒に「フィットするビジネスのあり方」を考えるきっかけになるようなコンテンツを定期的に配信していきたいと考えています。
クラシコムは創業時から「フィットする暮らし、つくろう。」というミッションを掲げ、お客様それぞれのフィットする暮らしづくりをお手伝いする、ECメディア「北欧、暮らしの道具店」を運営してきました。
わたしたちの願いは、一人でも多くの人が自分の暮らし方を「着心地のいい、お気にいりのシャツ」みたいに、自分に「フィットしている」と感じられるようになることです。もちろんわたしたち自身もそうありたいと強く思っています。
そして望んでいる「フィットする暮らし」を本当の意味でリアリティのあるものにするには、暮らしの中で多くの時間を占める「仕事」をしている場面でも、自分に「フィットしている」と感じられることが望ましいと考えていますし、その働き方を支えるビジネスのあり方を模索する必要があると考えています。
結局「仕事も暮らし、暮らしも仕事」なんです。そこは地つづきで、まるごとひとつのものなんです。
わたしたちは荒々しく、理不尽で、ときに残酷な資本主義社会で仕事をしています。手つかずの大自然の中で仕事をしているようなものです。それはわかってるんです。現実を甘く見ているんじゃないんです。
でもそのタフな現実の中でも「賢く」「根気よく」「力を合わせて」積み重ねていけば「フィットする働き方」とそれを支える「フィットするビジネス」をつくり、健全に育んでいくことは可能だと本気で信じ込んでいます。
そんなわたしたちと一緒に「フィットするビジネス」を考えてくれる仲間を増やしていきたい。それが僕たちがこのコーポレートメディアをローンチさせるもっとも大きな動機づけです。
ここで書いた「こうしていきたい!」という形が実際に出来上がるには、すこし時間がかかりそうです。希望は大きく、まずは小さなことからコツコツと。時間をかけてすこしづつやりたいことを形にしていくのは得意な方だと思います。
ぜひクラシコムジャーナルが育っていく過程含めて、一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
平成28年11月22日
株式会社クラシコム
代表取締役CEO
青木耕平