【メンバー募集】「北欧、暮らしの道具店」の秘密をデータ分析で一緒に明らかにしませんか

書き手 クラシコム 高尾
【メンバー募集】「北欧、暮らしの道具店」の秘密をデータ分析で一緒に明らかにしませんか

こんにちは。クラシコム社長室の高尾です。

現在、僕はクラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」のデータ分析基盤の立ち上げをしています。そこで一緒にああでもないこうでもないともがいてくれるパートナーを探していて、この文章を書いています。

関わっていただく方法は副業や業務委託、アルバイト、インターンなど幅広く柔軟性を持って考えたいと思っているので、もし「あれ?私のことかも?」と思い当たる方がいらっしゃれば、ご連絡いただければうれしいです。

*僕は、目の前の不思議な現象を言葉や式で説明することのできる化学が大好きで、大学、大学院修士課程で有機化学について学んだあと、大手ガラスメーカーに入社し、約8年間、化学関係の研究開発をしていました。2019年のはじめにクラシコムへ入社し、社長室の「知的鉄砲玉」として複数のプロジェクトに関わっています。(転職の経緯や社長室の役割についてはこちら

創業14年目の今だからこそ、感性を数字に変換する面白さ

「北欧、暮らしの道具店」は、年商30億円超規模、月間PV約1500万、月間のお買い物件数は3万件弱のECサイトで、「ビッグデータ」と呼んでもいいくらいの量のデータが蓄積されています。

しかし、これまで、いわゆる「データ分析」はほとんど行われてきていませんでした。その理由の1つは、分析をしなくても、事業の状態を理解することができたからではないか、と考えています。

スタッフの多くが、元々、「北欧、暮らしの道具店」のユーザーだった、ということもあり、「自分たちが何を好きか」という感性を大事にして仕事をし、代表の青木が全体をみてOBゾーンに行かないように調整することで、事業は健全に成長を続けてきました。

一方で、僕は、クラシコムのミッションに対する共感はあるものの、自分が「北欧、暮らしの道具店」のユーザーであったわけではないので、商品や事業のことをうまくイメージすることができません。そこで、僕が慣れ親しんだデータの形でクラシコムをみてみよう、と思い、データ分析をはじめました。

今見えている2つの問題

しかし、分析を進める中で問題も見えてきました。

1つ目は、データベースなどの環境が、データ分析に最適化されていないこと。これを解決するために、webエンジニアたちと相談して、環境を整えることを計画しています。

2つ目が、僕の能力と空き時間次第が分析のボトルネックになっていること。

これが、今回の記事を書いた一番の理由です。僕が複数の業務を掛け持ちした状態なので、データ分析のために使える時間に限りがあります。これのトレンドを見たいな、という指標がいくつかあるのですが、なかなか手をつけらることができていません。

これから、事業をさらに成長させようと考えたときに、「自分が何を好きか」という文脈を共有していない人にも、会社の仲間になってもらう必要性が増えてくると考えています。そのときに、「データ分析」は、文脈の共有の助けになるなあ、というのを感じており、力を入れていきたいので、この問題を解決したいと考えています。

僕の先生、もしくは一緒にもがいて面白がってくれる人と一緒にデータ分析をしたい

そこで、こんな方に、パートナーになっていただければいいな、と考えています。

パターンAは、僕の先生になってくれる方。

僕自身が、SQLを勉強し始めて半年くらいで、スキルを向上させたい。さらに「こういう指標をみるといい」と教えてくれる人がいると、グッとデータ分析が進むと思います。反対に、僕やクラシコムが提供できるのは、これまで、「自分たちが何を好きか」を大事にして事業をしてきた会社の中身が、こういう風になっている、とお伝えできる、ということです。

パターンBは、僕と一緒に、もがいてくれる方。

僕でよければ、SQLの書き方はお教えしますから、そもそも論から考えながら、一緒に試行錯誤してくれる方。こういう方と働くことで、「データ分析」に対するお互いの理解が深まると思います。反対に、僕やクラシコムが提供できるのは、そもそも論から考える機会です。

パターンA、Bいずれの場合にも、新しい環境を立ち上げる楽しさは、味わえると思います。

思い当たる人がいたら、Wantedlyからぜひ一度会社に遊びに来てください。

参考)ちょっと分析してみたら、お客さまが喜んでくれていることがみえてきた

データ分析で分かってきたことの一例として、「ユーザー数・購入金額の時系列推移」のグラフをご紹介します。

グラフから、順調に購入者数、購入金額数が積み上がっていること、購入者の維持率よりも購入金額の維持率が高そう、ということがわかります。続けて購入をしてくれている方が、よりたくさんのお金を使ってくださる、という状況であり、お客さまに喜んでもらえている状態、と言えるのではないか、と考えています。

このグラフから、「もっと議論したい、いや、こういう切り口でもグラフ化すべき」と感じてもらえたら嬉しいです。