「北欧、暮らしの道具店」データ分析チームのトークセッション 11/15(火)開催。健全な成長を支えるデータ活用をビジネス・技術両面から解説。
ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営する株式会社クラシコム(本社:東京都国立市、代表取締役:青木耕平)は、2022年11月15日(火)にデータ活用について担当者が解説するオンライントークイベント[Kurashicom Tech Talk #2 健全な成長を支える「北欧、暮らしの道具店」のデータ活用]を開催します。
■データ分析チーム発足の経緯と成果・貢献
「北欧、暮らしの道具店」のスタッフは約8割が元顧客であり、顧客との趣味嗜好が近いスタッフが感性で行うマーケティング施策や商品開発の企画を、受注・会員に関するデータや、コンテンツ閲覧のデータ等を属人的に分析して意思決定することで、高い経常利益を保つ健全な成長を続けてきました。
しかし、売上やサービス規模が拡大する中で、システムの不具合や人為的なミスによるリスクを最小限に抑え、従来より効率的なデータ活用の実現を目指し、2019年にデータ分析チーム運営を開始しました。
データ分析チーム発足前の2018年7月期21億円だった売上は、2022年7月期には約2倍の51億円へと成長。またD2Cの商品売上においては、データ分析を元に、発注数や販売計画の精度を高めることで定価消化率95%超を実現しました。同時に、それらの高い数値を維持しながらもさまざまな解析作業の効率化を進めたことにより、2022年7月期の残業時間は、月平均1人あたり約4.8時間と、創業当初からの「残業を当たり前にしない働き方」も継続し、サービス・社員ともに「健全な成長」を続けています。
※参考:データ分析チームの運用体制・活用事例などは下記のプレスリリースをご参照ください。
2022年9月14日公開プレスリリース[ライフカルチャープラットフォーム「北欧暮らしの道具店」データ活用の取り組み]
■11/15(火)19:00- データ分析チームトークイベント開催
クラシコムのデータ分析チームのさまざまな施策や試行錯誤をお話するトークイベント[Kurashicom Tech Talk 健全な成長を支える「北欧、暮らしの道具店」のデータ活用]を11月15日(火)に開催します。
チームを統括するクラシコム執行役員 高尾清貴と、開発を担当した面白法人カヤックのデータエンジニア 池田将士氏が登壇し、クラシコムが「北欧、暮らしの道具店」にとってのデータをどのようなものと捉え、どのようにデータ分析のスペシャリストたちとチームを発足させ、データ基盤を構築してきた経緯をビジネスサイドと、エンジニアサイドの両面からお話します。
◆イベント概要
タイトル:Kurashicom Tech Talk #2 健全な成長を支える「北欧、暮らしの道具店」のデータ活用
開催日時:2022年11月15日(火)19:00-20:30
会場:ZOOMによるオンライン配信
参加料:無料
対象:データエンジニア、WEBエンジニア、マーケッター、各種サービスやECのデータ分析にご興味ある方々
◆登壇者:
株式会社クラシコム 執行役員 ビジネスプラットフォーム部 部長 高尾清貴
1986年生まれ。株式会社AGCで化学の研究開発に従事したのち、2019年にクラシコム入社。
ライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を支える、カスタマーサポート、物流、情報システム、データ分析の統括を行う。
面白法人カヤック その他事業部 SREチーム データエンジニア 池田将士
1989年生まれ。雪の降る地方で大学院時代を過ごしたのち、2016年12月にカヤックに入社。入社当初はサーバーサイドエンジニアとして活動し、その後データエンジニアに転向。現在は、複数のプロダクトでアプリケーションとデータを繋なぐデータ搬送パイプラインの作成やETL整備等を行う。
写真左・クラシコム 高尾 右・カヤック 池田氏
◆トークテーマ
・データ分析チーム立ち上げの経緯
・「北欧、暮らしの道具店」にとってデータとは?
・どのようなデータを解析してる?大事にしているKPIは?
・苦労したところ、データ分析チームが目指していること
・クラシコムのデータ分析基盤の特長
・使用ツール(Looker、BigQuery、trocco)について
・troccoのdbt連携機能について
参考
・クラシコム 高尾・カヤック 池田 対談記事「カヤック×クラシコム流 事業成長に寄り添うデータ分析基盤のつくり方」
・Kurashicom Tech Blog「クラシコムデータ基盤安定化を目指して」